こばとラジオも半月続きました。今朝は @mayumiura さんの、
というTweetが目にとまって1曲目に採用。日曜洋画劇場のエンディングに一時期流れていたのは、確かこの曲だったとうっすらとした記憶があります。(まちがっていたらごめんなさい)
コール・ポーターがチャイコフスキーを意識して書いたメロディだったとも記憶しています。(これも記憶違いだったら、ごめんなさい)
4曲目は「野生の証明」のサウンドトラックに入っていた「戦慄の青い服」という曲です。角川映画のサウンドトラックはたばこが似合うようなジャズでワクワクして聴きました。その頃はたばこなんて父が吸う時に「サービスします」と言って火をつけてあげるぐらいでした。思えば当時からませていたのか、嫌々母からそうしてあげなさい。お父様が喜んでくれるからと言われてマッチを手に父の前に立ってつけてあげていたのでした。その頃からの教育だったのでしょうね。父のたばこを買い置きしておくのは、わたしのお仕事でした。わたしの「初めてのおつかい」はたばこを売っている、酒屋さんでした。
曲目(Vol.15)
- Rachel York - So in Love 3:50
- Freddie Hubbard - Little Sunflower 9:17 13:07
- Mike Remedios - The Way of the Fragon 2:41 15:48
- 戦慄の青い服 5:14 21:02
- Gorillaz - Dirty Harry 3:44 24:46
- Shakatak - Night Birds 4:21 29:07
- Al Kooper and Mike bloomfield - Stop 4:10 33:17
- Gillian Welch - One More Dollar 4:35 37:52
- Janet Baker - Farewell from Mahler : Das Lied Von Der Erde 10;00 47:52
- Jan Kubelik - Chanson Boheme 2:57 50:49
- Mere Sang to Chal Zara 6:00 56:49
- Jane Monheit - Somewhere Over the Rainbow 3:49 60:38
この酒屋さんは後にコンビニになって、ネグリジェ姿のままで良く買い物に行くようになるのですけど、酒屋さんにたばこを買いに行かせるのが初めてのおつかいとは、大人になったときの為の教育だったのでしょうか。たばこの銘柄を憶えたことは実際仕事に役立ってはいるので、良いことではありました。
夕食時には父の知り合いなどが一緒だったりしました。お酌をしてまわるのはわたしの役目。顔見せにも成っていたのです。おヘソを出してうろうろしている時に出逢った大人の男性に、朝食の支度をした時のことです。まだおふとんがそのままの隣室から起きてきた男性が、朝食のテーブルに着きながら、「こんなに小さかったのに、夕べはごちそうさま」と言った時、運ばれてきた朝食を中居さんから受け取りながら、わたしには何を言葉が意味していることか分かりませんでした。
親はそのことは知らないとは思いますけど、いずれはこの道を歩む為の教育だったので予測範囲だったことでしょう。
藤崎宮に近い上乃裏(上通り)から少し離れた場所に歴史を感じさせる旅館がいくつか今も残っています。古い酒蔵を利用したジャズライヴを聴かせる壱之倉庫に近くて、お酒とたばこの煙の中で話しがあって帰宅するタイミングを逃した夜をやり過ごした日の想い出です。
「
壱之倉庫」