1時間の音楽プログラムでジャンルを分け隔て無く楽しんで頂けるのが嬉しい。それが、こばとからのお願いです。癒しのひとときお届けします。
祝日にNHK-FMで放送されている「今日は一日○○三昧」。4月29日は“戦後歌謡”でした。リクエストで選曲されているから、キャンディーズの“あなたに夢中”がオンエアされたときには済し崩しにキャンディーズ特集になるのではないかと思いました。でも、14曲が紹介された三橋美智也さんの特集となったのは聴き手の趣向が違っていたという事でしょう。昭和50年代の曲では、さとう宗幸さんの「青葉城恋唄」が聴く事が出来ました。母もこの曲は好きでしたから戦後歌謡史には何時までも残っていくでしょうね。
スタジオの写真。CDを使って放送されたのは残念なところ。リクエストに即応するためにはやむを得ないけれども、レコードを使った番組を製作して欲しい。
ラベル: 2011/4/29, NHK-FM, 今日は一日戦後歌謡三昧, 戦後歌謡
惚れて、惚れて、惚れておるとに行くオルに、旅ば急かすっベルん音。辛かホームに来はしたが、未練心に躓じぃて落とす涙の哀愁列車。
燃えち、燃えち、燃えち過ごした湯の宿に、後ろ髪引く灯りが一つ。今宵逢瀬を待ちわびっ。君の幸せ祈りつつ、旅に逃るる哀愁列車。
泣ゃあち、泣ゃあち、泣ゃあちおっとば知らんぷり、窓は二人を遠くする。堪えきれずに見返れっと、すがるせつない瞳のような、星が飛ぶ飛ぶ哀愁列車。
哀愁列車 試聴する
ラベル: 2011/4/24, SPレコード, SPレコードのラベル, あ, 熊本弁, 第276回蓄音器でレコードを楽しむコンサート, 蓄音機でレコードを楽しむコンサート
The Rolling Stones - Out Of Our Heads. 1965
オフィシャルブログは、クラシック音楽を楽しむアマデウスレコードです。 「組曲第4番」はブログランキングに参加しています。
ラベル: 1965, CD Collection, JUKEBOX, kobatoradio, maetel, recommend, ROCK
耳鳴りの症状が悪化することがベートーヴェンに自殺を考えさせて、遺書を書く事になったのですけれども音楽家としてやっていくための先行きの不安感がいらいら病の原因だったと、わたしは推察しています。ベートーヴェンの難聴の苦悩は後年の事のような印象がありますけれども『ハイリゲンシュタットの遺書』を書いたのは1802年の事です。宮廷音楽家に成る事を夢としていたベートーヴェンの時代は、音楽は市民階級の楽しみへと“市場”が移行していました。
肖像画書かれた1802年、32,33歳のベートーヴェンが作曲したのが『交響曲第2番』。ノリントン指揮でNHK交響楽団が定期演奏会に選んだ意図は、音楽の市場が不安定な中で自分の先行きの不安も吹きやるような颯爽とした交響曲。東日本関東大震災から後を引く不安感への“頑張れ”のエールではないのでしょうか。
Smokey Robinson & The Miracles - Going To A Go-Go (1964) Away We A-Go-Go (1965)
オフィシャルブログは、クラシック音楽を楽しむアマデウスレコードです。
「組曲第4番」はブログランキングに参加しています。
ラベル: Collection, iTunes, JUKEBOX, kobatoradio, maetel, recommend, TAMLA, tumblr
ゴールデンウィークは出かけないで音楽三昧?東日本関東大震災は遠く離れた熊本の賑わいに影を落としています。イヴェントの中止は行楽の出足をくじいている。海外アーティストの来日キャンセルとは違うのに、自粛ムードとはどうしたものだろうと考える。・・・考えてもしょうがない、近くの景色でも楽しむのも良い、音楽を持って出かけよう。
■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/news/topics/20110427.html
KDDI、沖縄セルラーがゴールデンウィーク限定ではあるけれども『OTTAVA』の特別プログラムを無料で開設。
自然は放って置いてもすくすく育っていきそうですが、玄関先の鉢植えが昨日からの強い風で倒れていました。洗濯物も何度も倒れたり落ちたり、天気は良い昨日だったけれども家の周りを一回りした方が良さそうです。鉢植えも立て戻しておいたけれども、人手が1度かかった自然は人手を待っているのか自力で戻ろうとしないのか。 http://www.gremz.com/gtb/wp-trackback.php?p=32
ラベル: gremz
普段は滅多にバロック音楽のコンサートを聴きに出かける人は稀だと思います。プログラムを聞いた時にマーラーやベートーヴェンの交響曲第何番、などとあればライヴに出かけようかなと腰も軽いのでしょうけど、バロック音楽のコンサートはプログラムの曲目を眺めるだけで閉口。今夜NHK-FM『ベスト・オブ・クラシック』で放送された、ジュリアーノ・カルミニョーラのコンサートにしてもアルビノーニはまずまず、ガルッピって誰だろうと首をかしげて、後半はヴィヴァルディ。これが『四季』だったりすると、もう、新鮮味を感じられないもの。
でも、これが新鮮な気持ちにしてくれる優れた演奏会を聴き逃すことになるというものです。バロック時代の音楽の演奏会は、見栄えは地味かも知れないけれども楽器を目で味わうという楽しみがある。バロック音楽のコンサートに通うようになってオーケストラのコンサートでも、楽器の様が個々に違うことに感心が行くようになりました。思えば、ラジオやレコードのメディアを通して聴かれるようになったマーラーの時代と、一般の聴衆は居ない雇い主の貴族と、その場に集った人たちを喜ばせくつろがせるために演奏されていたバロック音楽だとプログラムなど無いようなものだし、曲名さえ関係ありませんね。
- ジュリアーノ・カルミニョーラ、
ベニス・バロック・オーケストラ -
2011年4月26日 午後7時30分、NHK-FMで放送。
アイドルグループ「キャンディーズ」のメンバーとして人気を博した女優の田中好子(たなか・よしこ、本名・小達好子=おだて・よしこ)さんが4月21日夜(午後7時4分頃)、乳がんのため東京都内の病院で死去した。55歳だった。平成4年に乳がんと分かり、治療を続けてきたが、昨年秋に体調を崩し、入院していた。3月上旬にはテレビのナレーションをこなしたが、今月21日午前に容体が急変したという。通夜は24日、葬儀は25日で、時間と場所は未定。
癒しどころか皮肉たっぷりで故意にフォルムを崩して発表した「華麗なる円舞曲」を書いた時のショパンは、二十歳。ウィーンの社交界で総スカンを食らったショパンが、パリに移ってまでウィンナワルツが音楽のブームであったことに、気持ちを抑えて『癒しの調べ』を作曲できるものではないでしょう。キャラクターがイメージ通りかも知れませんが、ベートーヴェンは無くした小銭へのいらだちを曲にしています。
ショパンがパリに出て世話をしてくれたのが、シューマン。親友を自称していたリスト。そして管弦楽法の異端児、ベルリオーズと産まれ年は1つずつ違う年子の様な4人組は現代だったら、パンクなロックバンドを結成していたことでしょう。さしずめ楽器の弾けないベルリオーズがヴォーカリストというところかしら。
Smokey Robinson & The Miracles - Going To A Go-Go (1964) Away We A-Go-Go (1965)
オフィシャルブログは、クラシック音楽を楽しむアマデウスレコードです。
「組曲第4番」はブログランキングに参加しています。
ラベル: Collection, iTunes, JUKEBOX, kobatoradio, maetel, recommend, TAMLA, tumblr
ラベル: 2011/4/17, 4月17日, friends, kobatoradio, お誕生日おめでとうございます。
小澤征爾さんの実力が、話題だけではなく音楽性も確かなものであることをあかしたレコーディングがチャイコフスキーの歌劇“スペードの女王”全曲盤(Tchaikovsky;Pique Dame)でした。リーザにミレッラ・フレーニ、ゲルマンにヴラジーミル・アトラントフと華のある歌手を迎えての録音だったこともロシア人歌手で固めて上演されることの多いチャイコフスキーの歌劇を音楽だけででも楽しめることになったのでした。CDは品薄と言うよりも、どうやって検索するかが難しいらしく“小澤征爾”でも“スペードの女王”でもAmazonではヒットさせられません。CDショップ店頭でも見つかりにくいところにあるのも実状ですが、小澤征爾さんが録音を残した歌劇が「Tchaikovsky: Pique Dame (Complete)」だけだったとしても将来まで評価を裏付けるものになると、わたしは重要に考えています。
- 海外オペラアワー -
▽メトロポリタン歌劇場 歌劇“スペードの女王”ほかラベル: 2011/3/26, NHK-FM, OPERA, Tchaikovsky
阿蘇山から現れたご当地怪獣。観光の一翼を担ったようです。東宝初のカラー怪獣映画「空の大怪獣ラドン」の成功は、前年に完成したばかりの「西海橋」や天神の岩田屋を破壊してもクレームにならなかったこと。この映画は1956年公開なので、熊本城は残念ながら登場してきません。DVD:【東宝特撮Blu-rayセレクション】 空の大怪獣 ラドン
猫を抱いたロッカー。ジョーイ・ラモーンが没したのが10年前。2001年4月15日、ガンによる闘病死でした。享年49歳。一月後の誕生日目前のことでした。ラモーンズのハート・アンド・ソウルと言われたジョーイ・ラモーンはミュージシャンにつきものの不摂生はあったのかも知れないけれども、恵まれていたか居なかったかは傍から伺えることではないけれども務めて明るくしていたのか、無理をして生きていたところはあったのではないかしら。
ガールフレンドのリンダが、ジョニー・ラモーンと結婚したことを「盗んだ」と表現したのは積もっていたものを発散出来るものになってたかもしれない。
当然、現地時間を確認していれば間違うことはなかっただろうけれどもログインし直してチェックすれば良かったのですが、交響曲第4番と第7番のライヴは日本時間では午前2時半の開始でした。ヴィデオ・オン・デマンドで何時でもアクセスしてみることは出来ると言ってもライヴで聴けなかったのは残念。エマニュエル・クリヴィヌ指揮チェンバー・フィルハーモニックの演奏会、今度はベートーヴェンの交響曲第2番と第6番です。演奏会のライヴ配信まで12時間を切りました。
日本時間で2011年4月16日、午前2時45分からライヴ配信開始です。 http://medici.tv/
ベートーヴェンの交響曲は常にドイツ的アイコンにされているけれども、ベネチアン・グラスの輝きを理想とし、シュトラウスの《酒、女、バラ》を好んでいたワグナーの様に、フランス風なベートーヴェンの交響曲は良いものではないかと日頃、わたしは感じています。ギリシャ彫刻の女神の様だと言われるベートーヴェンの交響曲第4番と、奇跡のアンダンテを楽しむことが出来る交響曲第7番が今日のプログラム。とても楽しみです。 http://medici.tv/
耳が不自由なのに達者なピアノを弾く。と、成れば何よりも奇跡でしょう。4月11日はベートーヴェンの《大公》トリオが初演された人記録されていますけれども、これは単に名曲が初演されたという記録だけではなくてベートーヴェンが公の前でピアノ演奏をしなくなった日でもあります。初演で共演したヴァイオリニストとチェリストが同ベートーヴェンのピアノに合わせたのかは想像でしかありませんけれども、初演の場に集った人たちはベートーヴェンに楽譜を見せて貰ったと言うことです。
ベートーヴェンに楽譜を見せて貰って、ようやく《大公》トリオがどういう音楽なのか聴き手は理解できたようです。その様子を観てきっとベートーヴェンは、自分でピアノを演奏して聴かせることを断念したのでしょう。それを周りがチヤホヤと、新作に興味を持っているんだなと感じたとしたならば・・・ベートーヴェンの名前は今どうなっていることでしょうか。
ラベル: 1954, Cor de Groot, DECCA, kobatoradio, SPレコード, コール・デ・フロート, ピアノ, ラフマニノフ, 蓄音機の音
月曜日の朝にダニエル・バレンボイムがウィーン・フィルと行ったブルックナーの交響曲第4番の録音を手にしてから、繰り返し聴いています。大きなホールでのライヴなので、大味な感じは否めないけれども音楽のフォルムは感じられる良い演奏です。もとより放送録音ではありますし、オーディオ的快感より音楽的高揚があります。第1楽章のあとで拍手が思わず客席に起こっているので余計にそう感じられます。演奏会ではブルックナーの交響曲第4番の前に、シューベルトの交響曲が演奏されています。
シューベルトとブルックナーの交響曲の取り合わせで行われる演奏会と言えば、ギュンター・ヴァントのライヴを思い起こさせますね。
オフィシャルブログは、クラシック音楽を楽しむアマデウスレコードです。
「組曲第4番」はブログランキングに参加しています。
ラベル: BARENBOIM, BRUCKNER, kobatoradio, Live, ウィーン・フィル
Smokey Robinson & The Miracles - Going To A Go-Go (1964) Away We A-Go-Go (1965)
オフィシャルブログは、クラシック音楽を楽しむアマデウスレコードです。
「組曲第4番」はブログランキングに参加しています。
ラベル: Collection, iTunes, JUKEBOX, kobatoradio, maetel, recommend, TAMLA, tumblr
ボックスカーというのは、貨車のことのようだけれども1930年代には貨車を家替わりにしてアメリカの西部を行ったり来たりして生活していた人たちが居たようです。西暦で書くとピンと来ないのだけれども、1930年は昭和5年。ちょうど4月からNHKの連続テレビ小説「おひさま」で、主人公一家が安曇野に移り住んできたのが昭和7年ですから同時代。
Montgomery Ward 1936: Handsome Blues / In A Box Car Around The World
ラベル: 2011/4/10, NHK-FM, オペラ, ムソルグスキー, メトロポリタン歌劇場