2011年1月31日月曜日

畏敬していたベートーヴェンの陰に隠れ、ただただ彼の成功を応援する友人たちのためだけに作曲をするだけで存命中は貧乏で薄幸の生涯だった。と言われている彼。歌曲王シューベルトの誕生日が、1月31日です。「僕は作曲するためだけに生まれてきたんだ」とシューベルトは言っていたと言いますが、名声には無頓着だったのかどうか当時は作曲してもたいした値段には成らなかったという歌曲。しかもシューベルトの旋律は覚えやすかったので、耳コピーで街中の人に憶えられてしまって楽譜はとんと商売にならなかったとか。

名盤カレンダー、1月31日のディスクは「Mass in G Major」。ミサ曲と言っても荘厳さよりも敬虔さが表面だった賛美歌みたい。敷居の高さはありません。リラクゼーションをクラシックに求めて聴く人が多い昨今、最もふさわしく再注目される時ではないでしょうか? なかでも闘病の末に復活したアバドの指揮でのCDは、マーラーの録音よりも透明感と説得力があります。独唱者にバーバラ・ボニーさんらが揃っていて、耳障り良く。録音もグラモフォン独特のまろやかさ。再認識されて欲しい度:★★★★

2011年1月29日土曜日

既に卓越した名人芸で半世紀の人気を誇ったフリッツ・クライスラー。機械式録音から、電気録音まで、自分の演奏をレコード盤として残せて、それを永遠に後世の人が愛して聴くことを思えば、楽譜が出版されて忘れないで演奏されることに望みを託したそれまでの音楽家よりも恵まれていると感じていたのでしょう。クライスラーの作曲の腕は、「愛の喜び」や「美しきロスマリン」が結婚式やお祝いパーティでは良く耳にしますから作曲者の名前や曲目は知らなくても誰もが認めるところでしょう。

今日のレコード(CD)は 愛の喜び&愛の悲しみ~クライスラー自作自演集

2011年1月27日木曜日

神が創造した最高の音楽家の記念日。1月27日はヴォルフガング・アマデウス・モーッアルトの誕生日。NHK-FMのクラシック番組で、プログラムにモーツァルトが組み込まれていなかったのは少し寂しかったけれどもクラシックの音楽を案内しているところではそれぞれ面白いモーッアルト関係がレビューされていました。皆さんはモーツァルトのどの曲を聴いて楽しみましたか?

モーツァルト:ホルン協奏曲集

米ANGEL盤(35092)アナログLPレコードのデザインです。

おヘソは重心。女性のおヘソは骨盤の中心。おヘソを観ても骨盤の様子が推測できるそうです。

 

へそ飛行機

 

  1. 長方形の紙の上部を三角に折り点線で下に折り曲げる 
  2. もう一度斜め点線で折り 
  3. 下にのぞいている三角を上に折り上げる 
  4. 半分にたたんで翼を折り下げる

神が創造した最高の音楽家の記念日。1月27日はモーッアルトの誕生日。素敵な1日、何か良い事がある日になると嬉しいです。熊本は曇りの出足と成りそう。お昼頃には晴れるかな。モーツァルトの父、レオポルトは一代で宮廷音楽家になりました。当時は仕事は世襲制、マイスターの時代です。レオポルト・モーツァルトが宮中に仕えていた女性と結婚していなかったら、音楽が上手い建築士、或いは製本師になっていたことになります。

2011年1月24日月曜日

Brahms - Symphony No.3 - Poco Allegretto

気ままにクラシック

パーソナリティ:笑福亭笑瓶、幸田浩子 2011年1月24日月曜日、午前7時20分放送。

土曜、日曜日が『リクエスト・ア・ラ・カルト』で長い事続いてきたNHK-FMの『バロックの森』。平日のお勉強的な内容とのコントラストで、楽曲の詳しいお話しではなくて思い出話やナビゲーターさんの日常を伺わせる話は別な一面で面白かった。家庭菜園をされていたようで、朝に遊びに来る野鳥の話題など大好きでした。リクエスト・ア・ラ・カルトが日曜日だけになったのは、リスナーからのリクエストが減っているのか、昨日久し振りに日曜日の放送を聴いていたのですけれどもリスナーさんの思い出話なども少ないのでしょうか。

 

Singing Boy with a Flute by Frans Hals, 1623-1625 via backtoclassics.com

今CDで聴いているのは Bruckner (CD - Nov 18, 2008) の 'Symphonies 1-9'  からブルックナーの交響曲第1番です。

2011年1月22日土曜日

天使がヴァイオリンらしきものを携えている古い絵画や彫像が、幾らもあります。『らしきもの』とされているように、よくよく観ると違うよう。そもそもヴァイオリンは、いつ頃どういう経緯で誕生したのでしょう。結論を先に答えるならば根拠不明。音楽史の上でヴァイオリンの名手にして、今でも演奏される機会の多い重要な作曲家はコレルリ。ヴァイオリン音楽を芸術音楽として最初に記録されます。もしもヴァイオリン音楽を発展させるヴィヴァルディの存在がなかったとしたら、現在の認識以上に誰もが知った作曲家の名前になっていた事でしょう。

楽器を手にしている絵画としては女神が抱いているハープが最も古いもの。総ての楽器の発展の源にはハープがあります。これも現代のようなメカニックを持ったハープではなく、竪琴。もとは猟のための弓を遊び半分だったのか、魔除けのマジナイかかき鳴らしていた行為が音楽の根本だというのが音楽史のお勉強には出てきます。

さてヴァイオリンですが、1,500年半ばに唐突に登場します。ほぼ現代のヴァイオリンの構造をしている事は驚きですけれども、その形状や大きさは多様性を極めていました。バロック・ヴァイオリンと言われる古い楽器を観ていると昆虫を観ているような錯覚を感じます。バッタに似ていませんか。葉っぱに擬態できるナナフシに似ています。

2011年1月21日金曜日

楽器の博物館。或いは、古い楽器を鑑賞する機会があると長時間居ても飽きない。楽器の成り立ちと言っても笛の類は、土偶時代からって・・・こちらの方よりも、興味津々なのは弦楽器のはじまり。弦楽器のファミリーは現代ではヴァイオリンを中心に考えがちだけれども、チェロが最初のお父さん。それよりも大きいコントラバスとの中間の楽器でヴィオールという弦楽器が最初のはじまり。ジャズ・ファンだったらウッドベースをイメージして貰うと分かり易いです。

2011年1月20日木曜日

響板がオリジナルであれば、製作当時のチェンバロです。・・・と言うイタリア紀行番組が先日NHKのBSで放送されていました。メカニックが当時そのままならオリジナルだと思えていたので、確かにそうだと発見になりました。チェンバロには螺鈿細工のものやら、意匠が凝らされているモデルが多いので気持ちはついつい造りの方に向いてしまいます。意匠と言えば白鍵に黒鍵がピアノ。チェンバロは黒鍵に白鍵のアクセント。稀にチェンバロにも白地に黒のモデルが存在します。これは黒檀や菩提樹に比べて、牛骨や象牙を加工するのが大変だった事もあるかも知れません。

畏怖を漂わせる音楽家は少ない。「鬼面人を驚かす」と評されたエフゲニー・ムラヴィンスキーが、指揮者では頂点に置いて良い存在でしょう。トスカニーニや、カラヤンが発散している輝きのようなものとは別の強じんなエネルギーを感じさせていました。カラヤンが残したレコードからも、トスカニーニの録音からも聴けば指揮者の姿が浮かび上がってきます。ムラヴィンスキーの指揮姿は、カラヤンやトスカニーニほどにも観ていないし記憶も薄いものです。それなのにレコードからムラヴィンスキーが感じられるのです。

今日のレコード エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィル チャイコフスキー:交響曲第5番 海外盤CDは Symphonies 4 5 & 6 、SHM-CDは チャイコフスキー:交響曲第4-6番

2011年1月19日水曜日

旅は必要に迫られない限り、観光旅行はしなかったブラームス。ウィーンからあまり移動していないのかな、と印象があるけれども地図にしてみるとヨーロッパの端から端まで目にしている事になりますね。ヨハン・シュトラウスのように西はスペインから、東はロシアまでとはいかないけれども当時の旅は飛行機で目的地へ行くわけにはいかないから旅の途上で車窓からとはいっても国々の様子、乗客が演奏する地方の音楽を楽しむ事は出来たでしょう。

宗教曲の月曜日、オーケストラの音楽の火曜日。そして、水曜日の今朝は劇音楽、歌劇の音楽に焦点を当てた「バロックの森 ルイ15世の時代の音楽」です。年代を追って音楽の全容を学ぶのは楽しい事ですけれども、ルイ15世の時代のフランスバロック音楽は多様を極めていました。劇音楽と言っても現代的な歌劇から、歌って踊るミュージカルやボードヴィル・・・歌詞のついたバレエ音楽と言った方が分かり易いでしょうか。

2011年1月18日火曜日

新しい音を恐れるな・・・と、著作も知られているインゴ・メッツマッハーとベルリン・ドイツ交響楽団の演奏会がNHK-FMで、今夜放送。おと年(2009年3月)に急きょ来日公演をして、話題と成りました。なかなかに名前は覚えにくいのですが、将来のマエストロ。現在、まだ53歳。指揮者としていよいよの妙齢。異色な存在に属するマエストロになりそうです。期待度 ★★★★☆。

インゴ・メッツマッハー著 新しい音を恐れるな 現代音楽、複数の肖像

2011年1月17日月曜日

今週の「バロックの森 NHK-FM 2011年1月17日、月曜日 午前6時放送」は、最愛王と言われたルイ15世の音楽の一週間。昨年の11月の最終週にも関根敏子さんのご案内で聞きましたね。そのつづきというもので、ともかくもバロック音楽が最も華やかだった時代。フランスでの流行は、イタリア、ドイツ、イギリスに大きく影響しました。

《バロックの森》最愛王、ルイ15世の音楽 ①

2011年1月14日金曜日

注意!注意!あとで「えっ」って残念がらないようにご用心。今夜のNHK交響楽団の定期演奏会は、プログラムの曲目を観ただけでは"落とし穴"にかかりそう。2曲目にラヴェルの"クープランの墓"があるので、わたしも見のがすところでしたけれども後半プログラムの《展覧会の絵》はリムスキー・コルサコフ編曲版での演奏です。

- 第1692回NHK交響楽団定期公演 -        

  1. 「交響詩“はげ山の一夜”」ムソルグスキー作曲、リムスキー・コルサコフ編曲
  2. 「組曲“クープランの墓”」ラヴェル作曲
  3. 「組曲“展覧会の絵”」ムソルグスキー作曲、リムスキー・コルサコフ編曲
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)イオン・マリン
~NHKホールから中継~

 

2011年1月13日木曜日

純朴且つドラマティック、最近の演奏風潮に流されることなく、堂々としているのにシャープにきれる時は若手の弦楽四重奏団が忘れている鮮やかな血しぶきさえ見える様な演奏を繰り広げるヤナーチェク弦楽四重奏団は、子供が生まれてくる時には片手にヴァイオリンを手にしているとさえ言われているチェコにあって至宝中の至宝。でも、ハタキをかけて手にするアンティークではありません。結成は1947年。現役最古参のグループではないでしょうか。クラシック音楽から目を転じると、ローリング・ストーンズとかクラッシュに喩えて良いと思います。事実、日頃クラシックのレコードに親しんでいないロック、クラブ青年が目を見張ったグループです。バンドと言っても良い感じだけど、アンサンブルではなくグループという表現でクラシック・ファンにも分かるように心がけました。

テレマンはバッハと同時代に活躍した、ドイツの作曲家です。「ターフェルムジーク」は「食卓の音楽」を意味する言葉で様々な楽器の為のソナタや協奏曲などが集められた、3つの曲集から成っています。タイトルの通り、貴族が食事をする時に演奏されることもあったと言われています。

2011年1月11日火曜日

曲目は、前半が

ルイジ・ダラピッコラ作曲 ウリッセから組曲A

ソプラノ:マヌエラ・ビッセグリ

バリトン:ルチオ・ガルロ

後半は、

リヒャルト・シュトラウス作曲 アルプス交響曲

指揮:ダニエル・ハーディング

管弦楽:スカラ座管弦楽団

http://www.medici.tv/

髭が生えている男の人は、わたしには個人格を認識できない。ヨハン・シュトラウスのようにしっかりとかっこよく髭を整えていて似合っている友人が居ます。夏に出逢った時は白い涼しげなスーツに帽子といった出で立ちでした。まさにヴェルディの「プロヴァンスの海と空」が漂うような男性です。もみあげや顎髭もしっかり黒々というのは魅惑を感じるのですけれども、唇の下に剃り残しか無精髭かなと思えると整えているという印象は感じられません。そう言う男性だとそのちょろちょろとした印象だけで、顔立ちや知性まで記憶に残らない質のようです。

ガラスケースの中はヴェルディのデスマスクや肖像を彫った飾り物 via travel.webshots.com

2011年1月10日月曜日

孤独の中より生み出された真摯で高貴な、そして純粋な魂の結晶。シューマンは生涯に3つのヴァイオリン・ソナタを書きました。なぜだか生前に出版されることなく、今以て作品の認知度はどの程度のものなのかしら。生誕200年を記念に行われた昨年10月の漆原朝子さんの全曲演奏会は、2010年に行われた日本国内でのクラシックコンサートでも屈指の記録を残しました。成人の日に放送されることは意義深いことで、想い出に残る放送になる事でしょう。

ニューイヤー・コンサート2011

  • 指揮:フランツ・ウェルザー・メスト 
  • 演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 

 《プログラム》

-1部-

  1. 騎兵行進曲 作品428(ヨハン・シュトラウス) 
  2. ワルツ「ドナウ川の乙女」作品427(ヨハン・シュトラウス) 
  3. アマゾン・ポルカ 作品9(ヨハン・シュトラウス) 
  4. デビュー・カドリーユ 作品2(ヨハン・シュトラウス) 
  5. ワルツ「シェーンブルンの人々」作品200(ヨーゼフ・ランナー) 
  6. ポルカ「勇敢に進め!」作品432(ヨハン・シュトラウス) 

-2部-

  1. 喜歌劇「騎士パスマン」からチャールダーシュ(ヨハン・シュトラウス) 
  2. ワルツ「別れの叫び」作品179(ヨハン・シュトラウス) 
  3. リストの主題による「狂乱のギャロップ」作品114(ヨハン・シュトラウス父) 
  4. メフィスト・ワルツ 第1番(フランツ・リスト) 
  5. ポルカ・マズルカ「遠方から」作品270(ヨーゼフ・シュトラウス) 
  6. スペイン行進曲 作品433(ヨハン・シュトラウス) 
  7. バレエ音楽「イベリアの真珠」から ロマの踊り(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー) 
  8. カチューチャ・ギャロップ 作品97(ヨハン・シュトラウス父) 
  9. ワルツ「わが人生は愛と喜び」作品263(ヨーゼフ・シュトラウス)

--アンコール−

  1. ポルカ「ブレーキもかけずに」作品112(エドゥアルト・シュトラウス) 
  2. ワルツ「美しく青きドナウ」作品314(ヨハン・シュトラウス2世) 
  3. ラデツキー行進曲 作品228(ヨハン・シュトラウス1世)

傍らにあるのはデスマスク!? ガラスケースの中に2つのデスマスクが収めてありますが、1つはワグナーだとすぐに分かったけれども、もう一方はブラームス?チャイコフスキー? 写真はピアノに向かっているトスカニーニ。夕べ放送されたトスカニーニのラスト・コンサートの放送が、1950年代に最初にオン・エアされた通りに再現されて放送されていましたね。そこで指揮者としてではなくて、作曲家トスカニーニとしてピアノに向かって曲を描いているシーンが放送された時にはデスマスクが脇にあったのには気がつきませんでした。

この部屋にはもうひとつ。ベートーヴェンのデスマスクもあるという事です。

写真はピアノに向かうマエストロ、87歳の時にミラノで1954年の撮影。 via fansinaflashbulb.wordpress.com

成人の日の深夜1時から、フルトヴェングラーのドン・ジョヴァンニがハイビジョン・リマスターでNHK BS-2で放送。(2010年12月25日土曜日の夜11時から、Bs-hiでハイヴィジョン放送された内容です)。オーケストラはウィーン・フィル。1954年のザルツブルク音楽祭での演出、上演を映画にしたもので出来の良さは良く知られた作品。フィルムの劣化か、フィルムをテープに写したものをデジタル・リマスターしたものかカラーのにじみなどはなく鮮明ですが画素数が低い印象があります。

フルトヴェングラーのドン・ジョヴァンニが、ハイビジョン・リマスターでハイヴィジョン放送。

 

2011年1月7日金曜日

日本では仕事始めに入っているところだけど、成人式を含めて明日から三連休になる人も居るようですね。七草がゆを食べると、「あぁ、お正月も終わりだな」と感じます。今日までは松の内、海外もクリスマスホリデーだったことでしょう。もう、クリスマスの音楽はレコード棚の「クリスマスコーナー」にしまい込みます。でもウィンターソングやノエルは楽しむ機会が多いです。

プログラムは60分のセットです。曲について詳細を知りたいという場合はコメント下さい。まずは楽しんで下さい。 [TotalTime 1:00:10]






2011年1月5日水曜日

復旧がいつになるのかは不明ですけれども、POSTEROUSのサイトページだけがアクセスできない状態のようです。「 Post was successfully created. 」とメッセージはされたので、同時更新を設定しているブログには問題無く投稿されました。管理画面にログインできない状態なので設定などを変更することは出来ませんけれども、エントリー更新できることは確認できました。こういう事態に備えて、信頼できるユーザーを投稿メンバー、管理者に指定しておくことをお薦めします。

何時頃から不具合が発生していたのか分かりませんけれども、昨日飛行機事故のエントリー更新をした後に発生したものと思われます。管理者アカウント自体にはログインも出来ない状態で心配ですが、投稿者アカウントはこうしてエントリーを作成できていますから管理者アカウントの情報があるサーバーがエラーを起こしているものと推測しています。1月3日の「仮面ライダー」のエントリーが「 404 - Not Found 」で見ることが出来ないとFacebookと、POSTEROUSのフレンドから教えてもらった時には気がつかなかったのですけれども、メンテナンスのようなものではないかと様子を見ています。

「Sorry, we couldn't find what you were asking for. Whoops, maybe someone moved it, deleted it, or misplaced it somewhere. In any case, here are a few other places you could look...」

よもや削除はしていないと思いますが、備える準備をしているところです。

捏造された偽作とは言え、オルガンと弦楽合奏で演奏される名曲。現在のクラシック音楽の演奏会、バロック音楽のレパートリーとしても欠くことの出来ない大名曲。もし、ニューイヤーコンサートの最後に演奏される、ラデツキー行進曲(これは、シュトラウス親子それぞれの別曲があることは分かっています)。とんでもないことだけど「美しき青きドナウ」がヨハン・シュトラウス以外の作曲だったという事になっても、ニューイヤーコンサートで演奏されなくなるって事はないでしょう?

(写真は、雪帽子の聖トーマス教会)

ボディのカーブなどが良い感じしています。色気を感じたので珍しく取り上げてみました。作る手順はミラーなどのパーツを最後に用意する順番で良いと思います。

詳細はこちらから

2011年1月3日月曜日

評価は★★★★。不朽の名盤ではあっても、2度と聴く事が出来ないバージョンであるとか演奏スタイルである本来レコードのために録音された演奏のCDを変わらずに普及の名演奏として引き続き評価されている音源があります。参考として耳にしておく価値はありますよ、但し本当の判断をしたいならばアナログレコードを聴くことを薦めます。という事だったりもします。

 

CD ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル、ベートーヴェン:交響曲第5番 1954年2月28日、3月1日 スタジオ録音。英EMI録音のレコードで、日本で東芝EMIが発売した最初のLPレコードでした。この録音は2000年代にもリマスター盤がCDとして発売されています。が、グランドマスターシリーズとしてCD化された音とのニュアンスの違いは明確に出ています。カップリングはシューベルトの未完成交響曲で、こちらも名演奏と評価の高い録音。

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