1時間の音楽プログラムでジャンルを分け隔て無く楽しんで頂けるのが嬉しい。それが、こばとからのお願いです。癒しのひとときお届けします。
響板がオリジナルであれば、製作当時のチェンバロです。・・・と言うイタリア紀行番組が先日NHKのBSで放送されていました。メカニックが当時そのままならオリジナルだと思えていたので、確かにそうだと発見になりました。チェンバロには螺鈿細工のものやら、意匠が凝らされているモデルが多いので気持ちはついつい造りの方に向いてしまいます。意匠と言えば白鍵に黒鍵がピアノ。チェンバロは黒鍵に白鍵のアクセント。稀にチェンバロにも白地に黒のモデルが存在します。これは黒檀や菩提樹に比べて、牛骨や象牙を加工するのが大変だった事もあるかも知れません。
音楽が求めるものが変わったからかも知れません。小さなスペースでみんなが耳を傾けていた音楽から、大きなホールでみんなを集中させる音楽に変容した事で木製の鍵盤よりも強いものが望まれるようになったのでしょう。
さて、今朝のバロックの森は「ルイ15世時代の鍵盤音楽」です。
バロックの森 -ルイ15世時代の音楽-(4)
番組案内:関根敏子、放送:2011年1月20日木曜日、午前6時。
- ルイ15世時代の音楽 -(4)
(クラヴサン)エルヴェ・ニケ
<Glossa GCD921702> 今朝の放送で一番の聴き所はこのCDでしょう。放送で使用されたCD D'agincourt:Pieces De Clavecin しかしながら現在製造中止。mp3アルバムの試聴とダウンロードが出来ます Agincour, F.: Chamber Music
(クラヴサン)オリヴィエ・ボーモン
<Temperaments TEM 316026/27> 放送で使用された音源のmp3アルバムの試聴とダウンロードが出来ます Daquin: Oeuvres compl
(クラヴサン)ジョス・ファン・インマゼール
<ワーナー WPCC-3311> 放送で使用されたCDは現在製造中止 デュフリ:クラヴサンのための作 海外盤CD Pieces De Clavecin
(クラヴサン)クリストフ・ルセ
<ポリドール POCL-1345> 放送で使用されたCDは現在廃盤 海外盤CDは Pieces De Clavecin
「クラヴサン曲集 第1巻から スキタイ人の行進」ロワイエ作曲 (6分13秒)
(クラヴサン)クリストフ・ルセ
<Ambroisie AM151> 放送で使用されたCD Joseph Nicolas Pancrace Royer: Premire Livre de Pi