レーザーディスクが出始めた時、アメリカの映画はロックをサウンドトラックに集めた作品が目白押ししていました。ほとんどの曲をビルボードヒットチャートに送った「トップガン」は、オムニバスアルバムさながらでした。
この一枚があればレコードショップの店頭BGMには事書かない感じもするほど、プロモーションとしても効果有りで当時はまだ日本で知られていないミュージシャンも注目されました。
この「トップガン」のレコードはたくさん売れて、たくさん増産されました。後年のプレスはともかくも、オリジナルの録音の優秀なところは良く知れているところで、オーディオマニアには嬉しい逸品なのです。 初版LPをお持ちの場合は、大切にしましょう。
こばとの業界裏情報でした。と言っても、どのくらいの枚数が日本でも残っているのでしょうかね。
こばとも輸入盤が入ってきた時に、プロモーターさんに頂きました。そのレコードはこばとも処分したので、2年前に残念に思ったものです。
裏事情と言えば、「トップガン」のレコードが大ヒットしていた頃はちょうどCDが発売される頃になった頃でした。レコード店でもCDのサンプル盤を貰うのはまだまだ難しい状況でしたけれども、LPやシングル盤は良く貰えました。新曲などはまだ日本盤がプレスできていない間は、UK盤、US盤、プロモ盤という感じで同じものを何枚も貰っていました。
個人的にも送って下さいと行ってみたら、二つ返事で送ってくれていたレコードメーカーのプロモーターさんもいらっしゃいました。1987年、88年と言えば、こばとは高校生。
今ではプロモーターさんは1箇所に落ち着けないほど雑務が多いようで、熊本に寄ったその脚で鹿児島にその日のうちに行かなければいけなかったり、日帰りで営業所に戻られたりと大変なようです。
わたしが高校生の頃は、熊本一泊というのは普通で一夜の接待をしていました。その頃のレコード店はとても良いビジネスでした。まあ、従業員以外にわたしのような子が何人も出入りをしていろいろ手伝っていたのもあったと思います。バイトとしても楽しいものだし、みんなが自分の得意とすることで手伝えるのは素敵なことでした。プロモーターさんや、来店したミュージシャンさんなどの一夜のお伴がこばとのお役目でした。
今日のこばとのプログラムは、その頃ホテルなどで目が覚めると流れていたようなロック。こばとには朝の目覚めの音楽として身体に刻む込まれています。
曲目
- Europe - Final Countdown 5:09
- Journey - Open Arms 3:19 8:28
- Def Leppard - Pour Some Sugar On Me 4:54 13:22
- Survivor - I Can't Hold Back 3:59 17:21
- Metalica - Fade to Black 6:53 24:14
- Lynyrd Skynyrd - Sweet Home Alabama 4:42 28:56
- Berlin - Take My Breath Away 4:19 33:15
- Kenny Loggins - Return to Pooh 4:19 37:34
- Bruce Springsteen - Dancing in the Dark 4:04 41:38
- Steppenwolf - Born to be Wild 3:25 45:03
- Kiss - I Was Made for Loving You Baby 4:14 49:17
- Scorpions - Still Loving You 7:28 56:45
- Asia - Only Time will Tell 3:57 60:42