2011年7月16日土曜日

名曲リサイタルは毎週二組の演奏家を迎えての二部構成。前半後半共に本格的にクラシック音楽を楽しめる演奏家ですが、対比が面白い。ポピュラーなクラシックを聴かせる演奏家を招かないで、これほどクラシック音楽の聴かせてくれる神髄が違うものかと度々気づかされます。神髄と言うよりも“ソウル”と言いたい。マーラーやブルックナーの様な巨大な茫洋とした音に浸って満たされている魂は残念です。室内楽はクラシック音楽の無限さを発見させてくれますね。

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前半は中川朋子さんのソロ・ピアノで、今年生誕200年のフランツ・リスト晩年の幻想的なピアノ一台で描き出す音詩。後半は来年アニヴァーサリーを迎えるクライスラーゆかりのプログラムです。

放送は、2011年7月16日 午後7時20分から。NHK-FMで。

「“伝説”から 第2曲“波を渡るパオラの聖フランシス”」  
リスト作曲
(8分24秒)
(ピアノ)中川朋子
「“巡礼の年”第2年の追加“ベネチアとナポリ”」 リスト作曲
(18分22秒)
(ピアノ)中川朋子
「“クリスマス・ツリー”から 第1曲“古いクリスマスの歌”」
リスト作曲
(2分30秒)
(ピアノ)中川朋子

「ベートーベンの主題によるロンディーノ」  クライスラー作曲
(2分44秒)
(バイオリン)青木高志
(ピアノ)三輪郁
「バイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 作品24“春”」   
ベートーベン作曲
(24分00秒)
(バイオリン)青木高志
(ピアノ)三輪郁
「チャールダーシュ」              モンティ作曲
(4分24秒)
(バイオリン)青木高志
(ピアノ)三輪郁

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